外構工事 ~金指原の家~

「金指原の家」の外構工事を、ぼちぼち始めることになりました。

外構工事は、コンクリートの工作物は業者さんに頼みましたが、その他のものは自分たちで施工する予定です。
今日は、縁石を買ってきて、土間のタタキをする部分の外枠をつくりました。


仮置きしてみているところ。
いろいろ考えましたが、無難にというか、コストの制約から御影石の縁石にしました。


出来上がり。
手前は瓦(大工さんがこの間解体した築80年の家から取り外して持ってきてくれた古瓦)で縁をつくり砂利を投入。
最後に、化粧の砂利を敷く予定です。(何を敷き詰めるかは現在考え中)


反対側の境はこんな感じ。
こちらは、お施主さんが知人から譲り受けてきた、防腐処理した木の角材があったので、それを使ってみました。

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ワラ漆喰?

「金指原の家」は、ほとんどの壁は土塗り壁。
関西では、最初の数年は中塗りで生活して、その後上塗りをする(何故そうするのかはよく解らない)、なんて話しを聞いて「金指原の家」でもそうしてみることにしました。

ただ・・・。
いろいろな理由から、台所のコンロはガスにしたのですが、火気を使用するということで壁と天井の仕上げを「準不燃材料以上」にしなければならないという法規制があります。

しかし・・・。
建築基準法には、土壁が不燃材料とか準不燃材料という記述がないのです。(土壁=防火構造ということなので、それ以上のことは書いてないだけなのかもしれないのですが・・・。)
それとは別に、台所は、いろいろなものをゴチャゴチャと置くので、土壁よりは漆喰を塗ってしまっておいたほうがいいのではないかということで、漆喰を塗ることにしました。

真っ白い漆喰では面白みが無いので、「ワラ漆喰にしよう」ということになったのですが、僕自身、メーカーのカタログでそういうものがあるのは知っていましたが、実際どういうののかは知らず、左官屋さんは「やったこと無いから、塗ってしまってどうなるか解らん」・・・と。
とりあえず、荒壁に混ぜたワラが残っているので、それを使ってみようと、強引に漆喰に混ぜて塗ってもらいました。


いきなり、台所に塗ってしまって、「失敗した」は怖すぎる・・・。という関係者一同の意見で、押入れで試し塗りをしました。

なかなかいい感じ。

というか、想像していたよりもはるかにいい感じに仕上がりました。
お施主さんも気に入って、台所の壁も、我流「ワラ漆喰」で仕上させてもらいました。

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モルタル床 イシウメコミ

「金指原の家」では、ダイニングとキッチン、トイレ、脱衣室は床をタイルにしたのですが、玄関の床はモルタル仕上げにしました。
建築主一家が今まで住んでいた家が、モルタル床で何の不自由も無かったことと、アプローチからのつながりが、モルタル床のほうが”しっくり”くるのではないかと思ったので・・・。

ただ、モルタルだけだと味気ないので、石を埋め込んでみました。
石は、特別に買ってきたものではなく、敷地に落ちていたものを拾ってきたものです。

ただ・・・。
私と、私の娘が”特別に”拾ってきて、丹精込めて洗いました。
なんのこっちゃ。。


まずは、左官屋さんがモルタルの床をつくっていきます。


しばらくしたら、石を埋め込んで、ハンマーで軽くたたいて、ちょうどいい高さまで調整します。
施主家族と、私たち家族で行いました。


最後は、左官屋さんに石のまわりをおさえてもらいました。


こんな感じ。

出来上がった。。と思ったら、いきなり土砂降りの雨が降ってきました。
関係者一同、あわててシートをかけて養生しました。