「金指原の家」の外構工事を、ぼちぼち始めることになりました。
外構工事は、コンクリートの工作物は業者さんに頼みましたが、その他のものは自分たちで施工する予定です。
今日は、縁石を買ってきて、土間のタタキをする部分の外枠をつくりました。
仮置きしてみているところ。
いろいろ考えましたが、無難にというか、コストの制約から御影石の縁石にしました。
出来上がり。
手前は瓦(大工さんがこの間解体した築80年の家から取り外して持ってきてくれた古瓦)で縁をつくり砂利を投入。
最後に、化粧の砂利を敷く予定です。(何を敷き詰めるかは現在考え中)
反対側の境はこんな感じ。
こちらは、お施主さんが知人から譲り受けてきた、防腐処理した木の角材があったので、それを使ってみました。
業者さんによる駐車場とアプローチのコンクリート打ちも終了していました。
今回、無理を言ってコンクリートを18-8-25(設計基準強度18N/mm2、スランプ8cm、骨材の最大径25mm)で施工してもらいました。
(案の定、抵抗されました。)
土木では普通に使うコンクリートですが(勝手にそう思っている)、建築ではスランプ8cmなんていうのは、早々お目にかかることは無いので、建築の人は、スランプ8cmというと、お化けのようなコンクリートに思えるようです。
スランプ8cmにした訳はというと・・・。
名古屋では、歩道に自動車が乗入れるところはコンクリート舗装がしてあることが一般的なのですが、この舗装面のテクスチャーが結構いい感じに仕上がっていることが多く感じられるからです。一方、一般住宅の駐車場のコンクリートコテ仕上げは、なにかツルツルに仕上がりすぎていて、年月がたっても、何か味が出てきてないものが多く感じ、この差がスランプにあるのではないかとの推測をしてみたのです。
そして、刷毛引き仕上げも手間が少しかかるので、木ゴテ押さえにしてみてもらいました。
それがこれ。
いい感じに仕上がってます。
これから、どのように汚れていくのか楽しみです。
こちらは、お隣さんとの境に”ごろた石”を並べてみました。
お施主さん施工。
モルタルのバランスが、すこし微妙な感じになってしまいましたが・・・。