真竹取り

瀬戸(愛知県)まで真竹を取りにに行ってきました。
真竹の”切り旬”は終わってしまっているのですが、真竹を処分するという話を聞いたので、どうせならということで、切らせてもらいに行ってきました。

13:30に作業スタート。
竹薮から、竹を切り出してきては、枝を払って、運搬できる長さにカットしていきます。
3人で作業して、16:30に終了。

長さ3.8m、100本ほどの竹を切り出すことができました。
今週末、この竹を小舞竹に加工しようと思っています。

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割栗地業WS ~金指原の家~

地業は、基礎の下の地盤を作る大事な仕事です。

金指原の家では、家と同時に畑もつくっているので、畑から大量の玉石が出てきました。これをそのまま処分すると、処分費用がかかってしまうので、割栗石に使えば一石二鳥だと考え、割栗地業をおこなうことにしました。

しかし・・・、
最近主流の砕石地業に比べて割栗石を木端立てに並べる作業は手間がかかるので自分たちで行うことにしました。


朝一番の現場の様子。お施主さんが畑をつくる傍ら集めてくれた玉石を、基礎屋さんが真ん中に移動しておいてくれました。


根切底の様子。ベタ基礎なので、外周だけ溝が掘ってあります。


割栗石を立てて並べていきます。溝に入れた石を並べなおしているところ。


並べ終わった石をランマーという機械で突き固めます。基礎屋さんが見本を見せてくれているところ。私も突き固めさせていただきました。


出来上がり。

この後、目潰し砂利を入れて、基礎屋さんに再度転圧してもらいます。
今回のWSでは外周部の溝の部分だけ、割栗地業をおこないました。
土間の部分は、残った玉石と砂利を基礎屋さんに敷き並べて転圧してもらいます。

栗石拾い ~金指原の家~

新年早々、金指原の家の栗石拾いに行ってきました。

敷地内の畑にする場所から、栗石を拾い出し、その栗石を割栗地業に使います。

割栗地業とは、基礎をつくるときに、基礎の下に施す石(一種の地盤強化)のことで、玉石を木端立て(石の長いほうの辺が垂直になるように立てて敷き並べること)にして、基礎の下に敷き並べ、上からたたいて仕上げます。

最近では、いろいろな理由から、砕石で地業を済ませてしまうことが多いのですが、砕石地業と割栗地業では、基礎の浮力(沈んでいかない力と考えればいいと思うのですが)がずいぶん違うということも言われます。
今回は、どうせ玉石がごろごろでてくるので、これを使わない手は無いということで割栗地業を行うことにしたのです。

基礎工事(土工事)の中では、結構バカにならないのが残土処分(基礎を地中につくると、当然その体積分の土が排出されるわけで、それを処分しないといけないのですが、これを無計画に捨てると案外お金がかかってしまうのです)。
畑は、玉石や砂利を抜き取った後、土をさらに入れるということだったので、「畑の玉石を基礎の下に」「基礎の下の残土を畑に」ということで、入れ替えてしまおうと考えたわけです。

今日は、写真を撮り忘れてしまったのですが、結構な量の玉石が確保できました。
引き続き、お施主さんが畑づくりを進めながら、玉石を集めておいてくれるそうなので、基礎の根切土(基礎をつくる部分から掘った土)から出てくる玉石とあわせると、基礎下全面に敷き並べる量が確保できるのではないかと期待しています。(なんせ、足りなかったら買わないといけないので・・・。)


ということで、今月中旬くらいに、割栗地業WSを予定しています。
家づくりの工事に興味のある方は、ぜひご参加ください。
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