S WOOD

金指原の家では、できる限り国産無垢材(しかも地場産材)にこだわったので、天竜産材を使用しました。

現場の木材には、このようなシールが張られていました。

地産地消がいいには決まっているが、コストのことを考えるとなかなかそうは行かないこともあるでしょう。
しかし、国産材の価格の低下(本当はこんな価格で流通していてはいけないのだが・・・)と、輸入材の価格上昇で、国産無垢材が比較的使いやすい材料になってきている気はします。
そもそも、余計なエネルギーを消費して、はるばる海外から持ってきた材料と価格が同じだったら、地場産材を使った方が良いと考えます。

そんなこんなで、地元天竜杉を多用した「金指原の家」ですが、静岡県産材使用の補助金を受けられることになりました。
静岡県では、静岡の地場産材を一定数量以上使用した建物は、補助金を受けることができる制度があります。
今回の抽選は、当選確率50%と予想していたよりも高い(?)競争率で、300,000円の補助金をいただけることとなりました。
非常に、ありがたい制度です。
海外の安い製品に対抗して、地場産業を守っていくためには、行政のある程度のバックアップも不可欠だと感じます(もちろん、おんぶにだっこではいけないのですが・・・)。
こういう制度を活用して、もっと、地場産材の需要が増えていってほしいと感じています。

小舞掻きプレWS ~金指原の家~

金指原の家で、左官屋さんとの打合せを兼ねて小舞掻きプレWSを行いました。



間渡し竹を、柱・梁に差し込み、一定の間隔で小舞竹を割り付けます。


藁縄を使って、間渡し竹と小舞竹を編んでいきます。


編みあがりました。


今回、藁縄を少ししか準備しなかったので、ほんの少し練習した程度になってしまいました。
意外と藁縄が必要なことにびっくり・・・。
本番では、量が確保しやすいシュロ縄を使おうと思っています。

次週、2月23日・24日で「小舞掻きWS」を行います。
関心のある方は、夢想舎計画工房までお問い合わせください。

「金指原の家」上棟 その2

一晩あけて、2月8日。
いよいよ、上棟式の日です。
この日は、暦の上では結構な吉日。(・・・だと思う。)
暦の専門家ではないので、いい加減なものですが、一応・・・。

六陽では、「友引」。”友びきとて半ばよし”となっています。
十二直では、「建」。”柱立て、棟上げ、元服、新事業開始、婚礼、旅行、金銭の収納等吉。”
二十八宿では、「牛」。”「鬼宿」に次ぐ大吉日。正午付近の時刻を除き、すべて大吉。”となっておりました。
あと、天赦日という日でもあるそうで、この日は”てんしゃび」とも言い「天しゃ」と書かれることが多い。「万よし」とも書かれる大吉日。”だそうです。
あまり、こだわりすぎても仕方がありませんが・・・。


一夜明けて。
朝日を浴びて、昨日とは少し違う雰囲気です。


野地板を張るので、化粧紙が取られ、梁が姿を見せました。


化粧野地板を張っていきます。
ちょっとした手違いもあって、今回は、杉台形集成材を使うことになりました。
この板が、2階の天井板にもなります。


だんだん空が見えなくなっていきます。


屋根の断熱材。羊毛の断熱材です。


化粧野地板の上に垂木を打ちつけて、その間に羊毛断熱材を詰め込んでいきます。
ふとんを詰め込んでるようなものですね。


断熱材を充填したら、杉の野地板を打ち付けます。
この板が、屋根瓦の下地になります。


ルーフィングまで、できました。
これで、雨が降っても、一応、安心です。


関係者が棟に登って、上棟式を執り行いました。


お餅も投げました。
近所の人たちが、たくさん集まってくれました。
ありがとうございます。
(たくさんの人たちが集まってくださったのですが、軒先まで行くのが怖くて、中途半端な写真になってしまいました・・・。)

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