募集:土塗壁・自然素材の家づくりを体験したい方

今、進行中の「金指原の家」のプロジェクトでは、「なるべく土に帰る材料を使う」と「なるべく自分たちでつくる」をキーワードに進めていきたいと考えています。

土塗り壁、無垢の杉材を基本的な仕様として、仕上工事のさまざまな部分を建築主・設計者をはじめとして、その周囲にいる人たちを巻き込んでつくっていく予定です。
また、そんな家づくりをしたいと考える人が増えていって欲しいなんて考えてもいます。

特に、土塗り壁では、小舞を編むところから自分たちで行う予定です。(以下ワークショップ、WSと呼びます)
そこで、「土塗り壁に興味のある人」「土塗り壁の家をつくってみたい人」「セルフビルドの建築に関心のある人」など、ワークショップに参加していただける方を募集したいと思っています。

メーリングリストに登録していただければ、工程に応じて、ワークショップの予定を随時連絡させていただきますので、メールにてお申し込みください。
ワークショップに参加できなくでも、メーリングリストに登録していただいて結構です。
お気軽にどうぞ。

引込柱を木製にしようかと・・・

僕の子供のころなんかは、木製の電柱がいたるところにありました。
コールタールが塗られて黒いやつ。


こんなの。
いまでは、めっきり見かけなくなりました。

ところで、新築するときに引込み柱を建てる家って結構あると思います。
”○○ポール”なんていう商品名で売られてたりしますが。
あれって、住宅に対して格好悪い感じがしませんか?
すっきりしてないというか・・・。
思ったより太いというか・・・。
せめて、仮設の引込柱くらいの細さだといいのですが。

ハタザオ敷地に建てないといけない金指原の家も、直接建物に引き込むとちょっと・・・という感じなので、引き込み柱で受けようかと思っているのですが、なんせ、ハタザオ敷地なので、アプローチのめちゃめちゃ目立つところに引き込み柱がきてしまいます。

で、木の電柱。
現場の近くにあったのですが、これがいいのではないかと。
なかなか手に入らないようだったら、角柱でもいいかな、などと考えているところです。

なるべく土に還る材料で

今、進行中の「金指原の家」は、なるべく土に還る材料でつくりたいと考えています。
(朽ち果てたら、なんにも残らないというのが理想なのですが、現代生活を営むためには、そうも言っていられないので、なるべく環境負荷を減らすことができる材料選定に心がけているます・・・。)

現在、建築業者さんに見積りを出しているのですが、案の定、予算オーバーの模様。
ありきたりの、ハウスメーカー仕様(といってもピンからキリまであるが)だったら楽に予算内に納まる可能性の高いプランなのに・・・。

施工手間は、できる限り建築主サイドで確保して減額するつもりなのですが、流通ルートに乗り難い材料を使うことで施工費がUPしてしまうのは、なんか、やるせない気がする。

地産地消で、土に還る家をつくることって、究極の持続可能社会のスタイルのような気がします。
なんとか、知恵を絞って、労力を惜しまずに、できる限りの悪あがきをしたいと思っています。

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