金指原の家、本宅の荒壁塗りはプロの左官屋さんに塗ってもらいました。
さすがにプロの仕事は速いです。
金指原の家の土壁は、荒壁と中塗り合わせて70mm以上の厚さが必要。
荒壁面を2回、裏返し面を1回、土塗りを行います。

左官屋さんが7人入って、荒壁を塗っていきます。
あっという間に出来上がっていきます。

換気ダクトなどの配管が貫通する部分は、あらかじめパイプを入れておきます。
鉄筋コンクリートの工事の手順に似ています。

スローないえづくり 「建物+庭」夢想舎計画工房
3月29日(土)、浜松の「金指原の家」で「荒壁塗りワークショップ」を開催しました。
今回は、物置小屋の荒壁を塗りました。

前日の28日、どろこん屋さんから荒壁土が届きました。
三河地方には、生コンみたいに藁と土をあらかじめ調合して持って来てくれる業者さんがあり、どろこん屋さんと呼ばれています。今回は浜松の現場ですが、豊橋のどろこん屋さんから土を持ってきてもらいました。
よく発酵していて、左官屋さんいわく「いい土」だそうです。

どろこん屋さんの持ってきてくれた土に、さらに藁すさを混ぜて使います。
知り合いで田んぼをつくっている人から分けていただきました。

左官屋さんが試し塗り。
藁も十分入っているし、素人が塗るなら新しい藁を入れないほうが塗りやすいということで、切った藁は本体を塗るときに使ってもらうことにしました。

使うのは金ごて。こて板に土をのせて、コテで小舞に押し付けます。押し付けると反対側に「ムニュ」っと出ます。

みんなで塗っているところ。
素人仕事なので、仕上がりは”まっ平ら”とは行きませんが、案外平らになるものです。
荒壁だったら上出来?

完成。
浜松では、片面塗り終わったら、その日のうちに裏返しまで塗ってしまうのが一般的とのことです。
そのほうが土壁としては強くなるとか。
泥だらけになりながら、荒壁を塗り終えました。
小舞にかかった時間に比べて、土を塗るのは「あっ」というまでした。
充実感とともに、ちょっと寂しい感じも。