小舞掻きWS ~金指原の家~

2月23日(土)・24日(日)の2日間、金指原の家で「小舞掻きWS」を行いました。
土曜日は、お昼ごろに急に土砂降りの雨。日曜日は風の吹き荒れる寒い2日間でした。
参加してくださったみなさん、ご苦労様でした。



使用材料その1 小舞竹(香川県産)
台湾産の小舞竹よりも安く仕入れることができました。
薬剤処理などのことを考えると、国産品を使いたいところです。
さらに言えば、出所が解っている竹を使いたいところ。
所要量の1/3は、愛知県瀬戸市の山から切ってきたものを、自分たちで割ってつくりました。限られた時間のなかで、この量が限界でした・・・・。


使用材料その2 藁縄(新潟県産)
棕櫚縄を使用する予定だったのですが、小舞竹を購入した竹屋さんから安く仕入れることができたので、藁縄を使うことにしました。
棕櫚縄は、流通しているほとんどが外国産。芯にポリ紐を使っているものもあるそうです。また、染色する際に化学薬品が使われるそうです。


まずは、間渡し竹を、柱・梁に差し込み、貫に釘で固定します。


次に、横の間渡し竹に、縦の小舞竹を、藁縄で固定していきます。


縦が終わったら、横の小舞竹を取り付けていきます。
左の壁が完成した壁。右が作業中。


2日間のワークショップと、月曜日に我々事務所スタッフで小舞を掻きましたが、まだまだ先は遠いといった感じです。
プロの左官屋さんでも、1日に4坪程度だそうです。
ということで、3月1日(土)・2日(日)にも「小舞掻きWS 第2弾」を開催する予定です。
お気軽にご参加ください。

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