土漆喰・・・なのか?

「金指原の家」のポーチ部分の土壁の仕上げ(上塗り)をどうしようか、ずっと考えているのですが・・・。

そういえば、何かの本で土漆喰というのを読んだことがあることを思い出しまして。漆喰に土を混ぜると、漆喰壁と土壁の中間みたいな雰囲気になるとかで(確かそんなことが書いてあったようなという記憶なのですが・・・)。

そこで、先日土間タタキに使ったサバ土が残っていたので、試し塗りにチャレンジしてみました。


調合済みの石灰に、土を投入


空練すると、何事も無かったかのように真っ白に・・・。


水を入れて練ったら、茶色に。
チョコレートケーキでもつくるみたいです。


試し塗り完了。
右が仕上ゴテで押さえたもの。左は金ゴテでコテムラ風に(僕らがいくらきれいに仕上げようとしてもコテムラなのですが・・・)押さえたもの。

土をふるいにかけたりしていないので、塗るときにざらざら感があります。大き目の砂なんかも入っているので、漆喰に比べると、いきおい厚塗りになります。
なんとなく、コテムラ風のほうがいい感じに思えます。
土の色が、少し赤すぎる感じなので、顔料を入れて色を調整するほうがいいのかもしれません。
個人的には、中塗りの状態が気に入っているのですが、雨風が当たるところなので、いつまでもそのままというわけには行きません。

最終は、土だけでなく、藁すさを入れて塗ろうと考えています・・・。
いい感じに仕上るといいな。

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