S WOOD

金指原の家では、できる限り国産無垢材(しかも地場産材)にこだわったので、天竜産材を使用しました。

現場の木材には、このようなシールが張られていました。

地産地消がいいには決まっているが、コストのことを考えるとなかなかそうは行かないこともあるでしょう。
しかし、国産材の価格の低下(本当はこんな価格で流通していてはいけないのだが・・・)と、輸入材の価格上昇で、国産無垢材が比較的使いやすい材料になってきている気はします。
そもそも、余計なエネルギーを消費して、はるばる海外から持ってきた材料と価格が同じだったら、地場産材を使った方が良いと考えます。

そんなこんなで、地元天竜杉を多用した「金指原の家」ですが、静岡県産材使用の補助金を受けられることになりました。
静岡県では、静岡の地場産材を一定数量以上使用した建物は、補助金を受けることができる制度があります。
今回の抽選は、当選確率50%と予想していたよりも高い(?)競争率で、300,000円の補助金をいただけることとなりました。
非常に、ありがたい制度です。
海外の安い製品に対抗して、地場産業を守っていくためには、行政のある程度のバックアップも不可欠だと感じます(もちろん、おんぶにだっこではいけないのですが・・・)。
こういう制度を活用して、もっと、地場産材の需要が増えていってほしいと感じています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA